里帰り出産の計画をしているのだけど実家にエアコンがない事に気づいた!
夏の出産予定だからエアコンないと赤ちゃんは暑いよね?どうしよう。
今回は、産後実家にお世話になる予定だけど、エアコンがないorつけられない部屋で不安を抱えているプレママへ向けて対処法を紹介します!
この記事を読むとで、そもそもエアコンが必要なのか?エアコンがない時はどうすれば良いかが分かり、空調問題の今後の行動のヒントになると思います。
産後に久々に帰る実家で、少しでも快適に過ごせるように早くから準備しておきましょうね!
私のプロフィール
現在第一子妊娠中の主婦。自分自身が夏にエアコンのない実家への里帰り出産を予定しています。
不安に感じたことがきっかけで情報収集をし、この記事にまとめました。
では1つずつ見ていきましょう!
新生児にエアコンが必要か
新生児は体温調整ができない
生まれて間もない新生児は自分で体温調整するのが苦手で、気温によって体温が上下しやすく、大人がこまめに適温に調節してあげる必要があります。
赤ちゃんの体温調節機能は成長に伴って発達していきますが、特に生後8か月までは注意が必要です。
室温や衣類、寝具によって影響を受けやすいのでこまめに気にかけてしっかり調節してあげましょう。
夏、冬はエアコンはあった方がいい
暑い夏の温度設定は26~28°
夏は室内でも高温になることがありますよね。温度設定が高すぎると赤ちゃんが汗をかいて汗疹の原因になったり、熱中症の危険もあります。
赤ちゃんは大人よりも体温が高めですが、大人の快適な室温の25~28°とそんなに大きな差はありません。
なので基本的にには大人の快適な温度設定でOKなのですが、赤ちゃんが過ごすベッド付近は同じ室内でも、床の近くの方が温度が低くなる場合があるので、温度計で確認するなど気を付けましょう。
寒い冬の温度設定は20~25°
冬は寒いからと言って窓を閉め切ったりして乾燥対策を怠ると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるので注意が必要です。
室温とともに湿度60%をキープして乾燥しないように心がけるのも大切です。
こまめな換気はもちろん、加湿器を利用したり赤ちゃんがいる部屋に洗濯物を干したりするのも良いと思います。
また、冬場の厚着にも要注意!
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、運動量も多いです。着せ過ぎていると冬でも汗だくになったり、脱水症状にもなり得るので、暖かい部屋では外で使用するような防寒具などはすぐに脱がしてあげましょう。
春秋の温度設定は20~25°
春や秋は気温の変化が激しいですね。赤ちゃんの体調も崩しやすく調節が難しい季節です。
過ごしやすい日がある一方で、台風や梅雨によって湿度が高くなることがあります。
肌寒い日もあるので少し厚手の服を着せてあげたり、暖房などを上手に活用して赤ちゃんの体温をキープしてあげてくださいね!
夏、冬は極端に寒いや暑い日があるので、いくら風通しの良い所で過ごしても、ベビー服や布団などの調整だけでは快適に過ごすのはとても難しいです。
赤ちゃんの様子を確認しながらエアコンを上手に使用し、大人が快適だと思う温度設定で過ごすのがおすすめ!
エアコンがない場合の対処法
今回は、私のように暑い夏にエアコンがない実家に里帰り出産する場合はどう対処したらいいのかを紹介していきますね!
冷却シートや汗取りパッドを活用する
冷却シート
暑い時に冷却シートを使うと気持ちいいですし、脇の下や、足の付け根に貼ると効果的に熱を下げることもできますよね。
赤ちゃんに使うこともできますが大事な注意点があるので確認していきましょう。
鼻や口付近には貼ってはダメ
大人の場合おでこに貼る人も多いと思いますが赤ちゃんのおでこに貼るのは注意が必要です。
冷却シートが剝がれた時に鼻や口を塞いでしまい窒息する事故が起こる可能性があるので、おでこに貼る際は必ず赤ちゃんを見ていてあげてください。
顔付近に貼っていなくても、冷却シートは時間とともに粘着力が低下し、顔位置まできてしまうこともあるので、使う時は赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。
冷えピタには赤ちゃん用も販売されていて、サイズはもちろん、誤って口に入るのを抑制する苦み成分が配合されていたりと赤ちゃん用に配慮されています。
汗取りパッド
赤ちゃんは大人の2倍の汗をかくと言われています。汗をかきやすい夏は特に汗疹に気を付けたいですよね!
汗をかくと、肌表面の熱が奪われて体が冷え風邪をひく原因になってしまったり、汗疹でかゆくなってぐずってしまう原因にもなります。
汗疹の治療は時間もかかるので大変ですよね。
汗取りパッドは汗対策に有効で、必要な時につけておけば良いので簡単に対策ができます。
汗疹や風邪対策をしっかりするなら月齢にあったものを使うことが大切です!
扇風機を活用する
扇風機は暑い夏を超すために便利なアイテム。赤ちゃんにも使って問題はありません。しかしここでも注意する点がいくつかあるので紹介します。
扇風機は羽のないものがベスト
赤ちゃんはハイハイができるようになると、扇風機に近寄っていき、間違って指を入れてしまうことがあります。
カバーの隙間から、赤ちゃんが指を入れて怪我をするのを避けるために、最近では羽のない扇風機が販売されているので赤ちゃんのいる家庭では人気です。
もし今ある羽つきの扇風機を使いたいのなら、目の細かいカバーを覆うなどの対策をしましょう。
触接風が当たらないようにする
大人もそうですが、扇風機の風が当たり続けると体温や水分が奪われて体調不良を引き起こします。
赤ちゃんに扇風機を使う時は、赤ちゃんから少し離して首振り機能を使うようにしてくださいね。
風量はそよ風程度の「弱」以下がおすすめです。
また、扇風機を壁にあてて、跳ね返る風で室内のこもった空気を外に出す使い方もおすすめです。
エアコンと併用する
エアコンで部屋を28°くらいに設定し、扇風機の併用で室内の空気を循環させましょう。
寒すぎ防止になり、優しい風で赤ちゃんにとって快適な環境を作ることができます。
扇風機を使う時はこまめに赤ちゃんの手足や体に触れて体温や状態をチェックするようにしましょう。
赤ちゃんが風にあたり続けるのを防止するために30分~1時間程度にタイマーを設定して使うのもおすすめ!
エアコンを買う
真夏などとても暑い日がある場合は、上記の対策だけではやはり不十分です。新品のエアコンでも型落ちなら比較的にお手頃価格のものもあるので購入を検討してみても良いと思います。
エアコンと言っても色々なタイプがあり、生活スタイルに合わせて選ぶことがでるので紹介しますね!
エアコンの種類
壁掛けタイプ
一番一般的に見るタイプですよね。部屋の壁に室内機を付け、屋外に室外機を設置するエアコンです。
メリット
電気代が安く、部屋全体を冷やすことができます。
デメリット
本体価格は高く、取り付けに工事費用が必要です。
店頭価格が工事費込みなのか別なのか、確認してから検討してくださいね。
古い家のエアコンの場合、設置場所にコンセントが付いていないことがあります。
その場合工事費用に追加料金がかさむ可能性があるので注意が必要です。事前に設置場所にコンセントがあるか確認しておきましょう。
床置きタイプ
屋外でも使えるお手軽なエアコン。
メリット
床に設置することで暖房効率は上がります。また手が届きやすくお手入れがしやすいです。小さなタイプもありデスク周りなどの空調にも便利。
デメリット
パワーが弱いので部屋全体を冷やすのは難しいです。取り扱いメーカーも少ないので選ぶ際は少ないラインナップから選ばなくてはいけないです。
壁掛けタイプと同様に配管工事が必要とします。購入時には工事料金が含まれていないことが多いので、しっかり確認しましょう。
パワーが壁掛けと比べて弱いので設置する広さにあったものを選んでくださいね。
窓用タイプ
室外機がなく、本体を窓枠にはめて自分で設置できるタイプです。
メリット
低価格で業者による設置や取り外し作業の工事も必要ありません。
デメリット
電気代が高くつきます。また、起動時の音が結構大きいのと冷房自体の力が弱い、お手入れが大変と、導入をためらう人も多いです。
壁にエアコンを設置する場所がない!という部屋にも重宝します。
使用中に限っては背面から放熱を行うために窓を開けっ放しにする必要があります。
台風や防犯面が心配な時は、開けた位置で固定でき、それ以上窓が開かなくなる補助錠を取り付けるのがおすすめです。
中古を買う
新品でも型落ちならだいぶ安く買えますが、もっと安く買いたい!という人は中古を検討するのも良いですね。
中古エアコン選びの4つのポイントを紹介します。
保証書の有無
購入前に必ず保証書の有無や保証期間内かなどを確認しておきましょう。
中古エアコンはメーカー保証期間が過ぎているものが殆どだと思います。保証がなければいざという時に多くの修理費用がかかってしまい、中古を選んだ意味も分からなくなってしまいますね。
そうならない為に、保証をつけてくれる中古ショップで購入するのがおすすめです。
ガス漏れがないか
エアコンには空気を冷やしたり温めたりする際に「冷媒ガス」というものが必要です。
しかしエアコンの取り外す時に、冷媒ガスの回収作業が上手く出来ていないと漏れてしまい、使用時にはガスの補充費用も1万円以上かかります。
中古エアコンの中でガス漏れのないものを探すには、「ガス回収済み」の表記がある製品であることを確認しましょう。
クリーニング済みか
中古エアコンの中にはクリーニングされていない汚いエアコンもあるので「クリーニング済み」や「内部洗浄済み」などがしっかり記載してあるものを選んでくださいね。
クリーニングがされていないとカビや嫌な臭い、アレルギーを引き起こす原因にもなります。もしクリーニングが必要な場合は1万円程の代金がかかります。
付属品の確認
特にネットで購入する場合は、商品は到着したら付属品が全て揃っているかのチェックは必ずしましょう。
足りない物があれば追加で購入することもありえますので注意して下さいね。
エアコン本体はなるべく汚れがないものを選び、配送のある場合は配送料のチェックも忘れないようにしましょう。
エアコンをレンタルする
次はエアコンのレンタルについて紹介しますね。
少しの期間帰るだけだし、普段使われない部屋だから買うまではいかないという人には、レンタルという手もありますよ。
レンタルのメリットとデメリット
短期の使用に一見便利そうなエアコンのレンタルですが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
◎短期的な利用に有効で、必要な期間だけ使えるので費用も最低限に抑えることができます。
◎取り付けから取り外し作業全てを専門業者にお任せできますし、こちらに過失がなく不備があった際は場合によって交換や修理の手配も行ってくれます。
◎引っ越す場合に、引越し業者にエアコンの取り外し~取り付けまでを依頼すると、結構高額になる事もあるので、依頼転居が多い人は特にメリットを感じるかもしれません。
デメリット
◎エアコンを長期的に使うならレンタルは高額になります。レンタル会社にもよりますが、1ヶ月でおよそ4万〜5万円で、1年でも7万円くらいはします。金額だけで言うと型落ちの新品を買った方が断然安いですよね。長期的な目的ならおすすめしません。
◎自分の使いたいメーカーや品番が選べない可能性がある点です。基本的にはレンタル会社の在庫から選ぶ事になるので、こだわりがある人だと少し不満に感じるところです。
レンタル料に含まれている工事料金は、配管4mまでの対応が多いようです。それ以上になると現地で追加支払いになるので注意して下さいね。
購入とレンタルどちらがいいか
購入とレンタルのそれぞれのメリットとデメリットを紹介しましたが、どちらを選択するべきでしょうか。
ポイントはユーザーの生活スタイルによって決めるということです。
やはりレンタルの利用料が高額なのが一番のネックなところなので、実家に帰って短期的にしか使用しないのであればレンタルはアリですが、その後も家族が使う可能性がある場合や、長期的に利用することが考えられるようなら購入する方をおすすめします。
里帰り出産で実家にエアコンがない場合のまとめ
いかがでしたでしょうか。特に初産の人は初めての事ばかりなので、家族の力が借りれるなら少しでも頼りたいですよね。
実家にエアコンがない場合の対処法をいくつか紹介しましたが、自分達の生活スタイルに合わせて検討して、赤ちゃんを快適に迎えられるように準備しておきましょう。
またその費用などについても家族と話し合っておくこともお忘れなく!
私の場合はこちらの実費ですが、里帰りした友人から『親にエアコンつけてもらった♪』と聞いて少し羨ましく思いました。
個人的には親に負担をかけたくないのが理由ですが、家族によって様々だと思うので、もし甘えれるのなら甘えて、産後の療養期間を乗り越えていきましょうね。
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